備前焼に関するウンチクを、少々語らせていただきます。
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| ●備前焼の効果は、どうなのか? |

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| 備前焼の器で悪酔いが免れる?? |
| アルコールは肝臓から分泌される酵素によって分解されますが、 |
| その際、アセトアルデヒドという物質が発生します。 |
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| このアセトアルデヒドはさらに分解され、最終的には水や二酸化 |
| 炭素として体外に、排出されます。 |
| ところが飲みすぎると、アセトアルデヒドの分解が追いつかず、 |
| そのまま体内に残ってしまいます。 |
| と、言われていますね。 |
| 私の仕入れた情報によりますと、このアセトアルデヒドを分解する |
| 酵素の量だか質に(すみません。うろ覚えで)個人差があり、 |
| いつまでもアルコールが抜けない人(つまりこういう人が悪酔い |
| するのですね)と、私のようにケロっとしている人間が出てくる |
| らしいのです。 |
| そして、このアセトアルデヒドが、強い毒性を持っているため、 |
| 頭痛や胃の痛み、むかつきを引き起こすらしいのです。 |
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| 磁石を用いれば、二日酔いを抑えることができるという説が |
| あります。 |
| そもそも、お酒に含まれるアルコールは、エタノール分子と水分子 |
| で形成されています。 |
| 普通のお酒は、水分子の分布に多少のムラがあり、分子集団が |
| 大きなかたまりになっている場合が多いために、体内での吸収、 |
| 分解には時間がかかってしまうといいます。 |
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| ここで磁石の登場ですね。 |
| 磁力を加えると水分子は振動し、一旦細分化され小さく整った分子 |
| 集団として再集合します。 |
| 分子集団が小さくなれば、体内での吸収が良くなりアルコールの |
| 分解はスムーズに行われます。 |
| その結果、短時間でアセトアルデヒドが分解されるため、二日酔い |
| の症状を抑える事ができる、ということになります。 |
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| 二日酔いしにくいお酒を、備前焼の器に注ぐことでも生み出す |
| ことが可能だという説もわかってきたような気がしませんか。 |
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| 以下は岡山理科大学の教授が研究している説ですが、私も |
| 備前土の持っている性質と、高熱で焼く事に秘密があると |
| 思います。 |
| 備前焼からは常に微弱な電磁波が放出されており、その電磁波が |
| お酒の中の水分子に振動を与え、 |
| アルコールの分子集団を小さく整える効果を持つといいます。 |
| なぜ備前焼から電磁波が放出されているかについては現段階 |
| では不明だが、備前焼の材料となる土には鉄分が多く含まれ、 |
| それが高熱で長時間焼かれることで何らかの構造変化がおこり、 |
| 電磁波を放出する性質が生まれたのではないか、といわれて |
| いるそうです。 |
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| それでは、話しのながれから「備前土」について、触れていきたい |
| と思います。 |
| ●備前土とはどんな土なのか? |
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| 備前焼は釉薬を使っているわけでなし、細工をこらしているわけ |
| でなし、あんなに地味な焼き物がどうしてあんなに高価なのか? |
| と、疑問に思われている方がいらっしゃると思います。 |
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| 私もかつてはそのひとりでした。 |
| お抹茶碗など、名の通った作家さんの一品物になると、値段は |
| あってないようなものです。 |
| 非売品というものもあります。 |
| もちろん、それは他の焼き物にも共通している事で備前焼が特別 |
| ということではありません。 |
| 備前焼が他の焼き物のと大きくことなるのは、無釉薬で焼成する |
| ことにあります。 |
| (中には使うものもあるらしいのですが、ここでは触れません) |
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| 今、手元に20年前に発行された焼き物の本があります。 |
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| これによりますと、備前の土は伊部(岡山県伊部市) |
| の田の下に層をなしている土を使っているとあります。 |
| 農閑期に田の底から掘出して細かく砕きます。 |
| そして練り込み、陽の当たらない場所に寝かせて使うと記述 |
| されています。 |
| ごく、最近の情報では、現在の備前焼に使われる土は、 |
| 「ヒヨセ」と呼ばれれる木節系の粘土なのだそうです。 |
| ヒヨセは熊山山系(伊部、香登地区の北に位置)洪積世から |
| 沖積世に雨水に洗われて流出し、低地に溜まった二次粘土層で、 |
| 別名を田土とも呼ばれるように伊部を中心とした田畑の地下 |
| 1〜3mから採掘されます。(この辺は今も変りませんね) |
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| ただ採掘個所は伊部周辺に点在していますが、熊山山系が |
| あまり大きくないことと、室町後期から採掘されて、使用され |
| 続けられている為に現在は非常に少なくなっているということです。 |
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| また、田土(ヒヨセ)も、採掘される場所によって、内容物が |
| さまざまで陶芸家は良質の粘土を手に入れるために苦労し、 |
| また、現実問題として良質の物はほとんど無いと言う状態 |
| らしいので、採取した土の性格や特質をつかみ、それらを |
| 生かした作品を作ること、焼成りをすることに心を砕いている |
| ようです。 |
| 良質のヒヨセは、そのまま単味で使用しするそうですが、 |
| 性格の違う原土を2、3種類ブレンドして使うこともあるとの |
| ことです。 |
| これ以上のことは、企業秘密なので追求できませんが、(笑) |
| いずれにしても、自然のものを素材として完成させる備前焼 |
| ですから、この土の問題だけでなく、窯を焚く際の割り木の問題 |
| など厳しい現実だと思います。 |
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| 備前原土・ヒヨセの平均的化学組成は 珪酸分60〜 |
| 65パーセント、アルミナ分18〜22パーセント、鉄分 |
| 1.5〜2.5パーセント、アルカリの合計3〜4 |
| パーセントです。 |
| 専門的には、せっ器質粘土と言うのだそうです。 |
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ちなみに さんで、備前土と萩土10kg単位で |
| お値段を調べてみました。 |
| 備前2835円、萩1890円でした。 |
| かなり開きがあります。 |
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| 向こう3年分くらいの土を確保している作家さんの話しも聞きます |
| が、若い作家たちはいろんな土を混ぜる試みを始めたようです。 |
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| 新しい備前焼を作ろうと意欲満々の彼らに期待大ですし、 |
| 密かに私も目論んでいます。(秘) |
| 以上のようなことで、備前土とはどんな土なのかおわかり |
| いただけたかと思います。 |
| それに附随して、備前焼が高価なことも弱冠ご理解 |
| いただけたかと・・・ |
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